営業が変わらなければ、生き残れない。

不動産業界は、従業員10名以下の会社が約96％と中小企業がひしめく世界。経営者も現場も日々の営業に追われ、情報共有も学習の機会もなく、営業メンバーが自己流で必死に売ることで業績を維持している会社が圧倒的に多いのが実情です。私は、若い頃は人一倍成果にこだわって営業していました。その後管理職になり、経営に携わり、新規事業や新サービス開発を数多く経験すると、営業の本質と売れる組織のメカニズムが見えてきました。経験もノウハウもある。業界にはまだまだチャンスが転がっている。どうすれば売れるかわからない人たちをフォローする仕事がしたい。そんな思いから設立したのが、グローバルネクストです。

他業界と同様に、不動産においても数少ない大手企業の寡占状態になりつつあり、地場の中小企業は厳しいサバイバルゲームを強いられています。老舗の会社では世代交代が進み、ノウハウがない二代目社長が旧態依然とした営業スタイルを変えられずに困っているという話をよく耳にします。私は、心の中では「一緒にがんばりましょう」とエールを送っているのですが、経営者のみなさんとお会いすると、厳しいことをいわざるをえません。徹底的に成果にこだわらなければならない。営業を変えなければ生き残れない、と。そのお手伝いができるのは、おそらくわれわれだけだろうと自負しています。

絶対に売上を伸ばせるという自信があります。

業界事情や成功事例を語るだけのコンサルタントには、営業の現場は変えられません。売るためには何をすればいいのかがわかっているのは、実際に売り続けてきた者だけです。マーケット分析をして戦略を立て、行動プロセスのKPIを設定して営業し、PDCAをまわす。言葉でいうのは簡単ですが、営業やマーケティングの実務ノウハウがなければ、具体的なアクションプランを提示して営業現場に徹底させることはできません。

私たちの存在意義は、お客様の売上を伸ばして喜んでいただくことです。お客様が利益を得て初めてフィーをいただけるレベニューシェアという仕組みを導入しているのは、低リスクでご利用いただきたい、成果が出なければ価値がないというだけでなく、絶対に売上を伸ばせるという自信があるからでもあります。マーケット分析に基づいて経営者と事業戦略を握り、6ヵ月の強化スケジュールとアクションプランを設定。700ページを超える研修資料を用意して営業メンバーにノウハウを伝え、管理職の方には業績管理の方法をインプットするなど、社員全員に対して成果を出すために必要なことを徹底的に実施しています。

売れる仕組みができて組織が強くなり、会社の体力が上がれば、その先の経営の選択肢が広がります。私たちは、営業力強化に留まらず、中長期的な経営戦略を明確にするためのサポートをしていきたいと考えています。マーケット環境に対応したサービスを企画することもでき、事業の新規立ち上げのノウハウもあります。すべては、頼っていただいた会社の未来のために。導入いただいた多くの経営者の方々に喜んでいただき、それが私たちの自信にもつながっています。

良質なサービスを生むネットワークを構築したい。

不動産業界は、変わりつつあります。工務店や住宅メーカーが不動産仲介業務に新規参入するケースが増え、不動産売買から新築、リノベーション、リフォームまでワンストップサービスで対応するサービスが増えていくでしょう。小さな工務店と不動産会社がコラボレーションして、従来にないサービスを展開する可能性も充分にありえます。少し先の話になるかもしれませんが、建築、住宅、不動産関連の企業のネットワークを構築して、情報提供やビジネスマッチングのサポートをしていければと考えています。そんな仕組みによって、多くの中小企業の売上アップが実現したら、そのときは私は声に出していうかもしれません。「チャンスです。一緒にがんばりましょう」と。