住まい産業の成長成果型経営コンサルティング

「建築・リフォーム+不動産ビジネス 新規立ち上げセミナー」

2017.11.30レポート

不動産売買仲介事業で集客の幅は大きく広がる、その理由

建築・リフォーム事業者の集客は年々難しくなっています。社会環境を見てみると、人口減、増税、収入源、未婚率増など、住宅取得意欲を低下させる要素が非常に多く、住宅市場の動向予測では、2030年の新築着工数は2013年の約半分である約54万件にまで落ち込むとの試算も。一方で空家率は上昇、2033年には3軒に1軒が空き家になると予測されていて、リフォーム・リノベーション事業が注目を集めていますが、実は既存の建築・リフォーム事業者とってはますます厳しい状況。その理由も含め、まずは市場をとりまく環境について、具体的な数字を上げながら理解を深めていただきました。

次に、建築・リフォーム業界から不動産売買仲介事業に新規参入するメリットについてご紹介しました。いくつかあるメリットの中で最も大きいのは、マーケットが大きく広がること。建築・リフォーム業としての集客では「新築したい」「リフォームしたい」という人しか集まりませんが、不動産売買仲介業を窓口にすれば、漠然と「住まいがほしい」と思っている人を広く集めることができます。その人たちに新築やリフォームを含めた提案をすることで、契約を伸ばすことができるわけです。

陥りがちな落とし穴と、未経験でも勝てるポイントをレクチャー

しかし、いざ参入してみると、思ったように集客できない、契約が伸びないという声も多いもの。不動産仲介マーケットも淘汰の時代を迎えていて、簡単に成果が出せるほど甘くはありません。そこでセミナーでは、「なぜうまくいかないのか?」「成功のためのマーケティング」「実践のために必要なポイント」などをレクチャーしました。

たとえば、新築やリフォームだけを狙った営業は失敗のもとなのですが、まず建築・リフォーム事業者のみなさんが陥りやすいこうした落とし穴についてお話ししました。そのうえで、新規参入を成功させるためのポイントを伝授。成功のためには、不動産売買仲介業のメカニズムを理解し、しっかりしたマーケティングを行うことが必要ですが、問題は、そこまでは理解できていても、実践できない組織が多いことです。そこで、確実に実践するために必要な「仕組み」と「ノウハウ」をご紹介。逆に言えば、仕組みとノウハウさえあれば未経験からの参入でも十分勝てるということをお伝えしし、建築・リフォーム事業者が不動産売買仲介に参入するにあたっての具体的なイメージを持っていただくことができました。

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